嫌われ邪魔にされてきた自分が「ありがとう」と言われるなんて

私は20代半ば 市役所の臨時職員として働いています。私の人生はずっとお金がありません。そして暖かい安定感のある家庭も知りませんでした。私の父は暴力的で、気に入らないことがあると暴言や暴力をふるう人でした。

私自身、何度も外に追い出されたり、モノを投げつけられたり、中傷されたり、物置に閉じ込められたりしていました。そのたび母は泣きながら止めるのですが、男性の力にかなうはずもなく、父の気がおさまるまで私は家にあがることができませんでした。

学校でも男性が怖くなりました。人が怖くなり前髪で顔を隠しました。その様子が怖かったようでいじめられるようになりました。小学校中学年くらいからストレスのはけ口の対象が食事となり、暴飲暴食を繰り返し、太っていきました。

さらに見た目に対する中傷や父や兄弟からの中傷が増えていきました。私が中学生のとき父が会社を退職しました。会社にいろいろ不満があったからだそうです。私は行きたい高校がありましたが、同時は授業料無償化もなく、お金が足りないとゆう理由で受験を断念しました。

学校にも行かず、家に居れば自営業で家にいる父と顔を合わせることになります。それが嫌でアルバイトを探しました。接客業でしたので、自分の見た目に気を使うようになり、前髪を切り、ダイエットをしました。そして、仕事中に久しぶりに人の顔を見ました。

担当したお客様は私に向かい、「ありがとう」といって帰られました。私にはそれは衝撃でした。いつも誰からも嫌われ、邪魔にされてきた。こんな自分が「ありがとう」と言われるなんて、と。

やせて、メイクも覚えたころから、お客さんや知り合った方に恋愛対象として見られるようになりました。私はなぜ自分を好いてくれるのかわかりませんでした。お客さんには、気持ちの良い接客になるよう良い店員を演じていたのでまだわかります。それでも、こんなに醜い私を気に入ってくれる人がいることが不思議な感覚でした。

あるとき、ある男性に猛アタックされました。私を可愛くてかわいくて仕方ない、最高の女性だ、みたいな感じで、それはもうすごいアタックでした。最初だけかな、と思ったものの、それが数か月続き、私はそれほどまでに自分を認めてくれる相手のことが大切でかけがえのないものになっていました。

彼からは結婚しよう、と言われ、この人なら私なんかでも大切にしてくれるかもしれない、夢にみた暖かい家庭を築けるかもしれない、そう思っていました。でも、彼が新しいSNSを始めたころから連絡がどんどん減っていきました。

最終的に彼は浮気をしていました。私の居場所だと言われていたところ全て。なくなりました。

そのときに今まで、家でも屈しない!と踏ん張ってきていた心が壊れたのを感じました。それから引きこもりがちになり、たくさんの心理カウンセラーさんと話してきました。

やっと仕事が再開できて、父親から逃れて一人暮らしを始めてすこし。新しい職場で私を気に入って下さる方がいらっしゃいました。とても物静かな方でしたが、職場の親睦会の時に趣味が同じことがわかり、お休みの日に一緒にお出かけをしました。その時に私の今までの経験も全てお話しました。

彼は泣きながら、辛い思いをしたんだね、と優しく受け止めてくださいました。そしてその後、電話でお付き合いをしてほしいと、返事はいつまででも待つ、といってくださいました。

考えました。でも私は寂しいのに誰かと付き合うのはまた裏切られそうで傷つきそうで怖かった。でも、とても良い方でお断りする理由がなかったんです。

そうして付き合いだしました。彼は実家住まいで、ゲームが趣味。私は一人暮らしの部屋にTVが無く、彼と共通の趣味についてTVでスペシャル番組が放送されるとのことでお邪魔することになりました。

彼のお家は3世帯住宅で、彼の身の回りのことはお母様がしてみえました。いつも夕食もお母様が用意して下さるそうで、その日は私の分まで用意して下さり、一緒に食卓を囲むことになりました。

実家でも長年家族と食卓を囲むことはありませんでした。何度か彼の家にお邪魔した際に彼のご兄弟(既婚)が帰省されていて、その赤ちゃんと遊ぶ機会などもありました。

皆が暖かく見守り、失敗もしかりません。安全に赤ちゃんが学べる環境を見て、私は理想の家族を目の当たりにし、羨ましさとみじめさを感じました。

そんな中、私の仕事がなくなるかもしれなくなりました。もともと育休中の公務員の方の変わりですので、復帰予定日が近づいていて、そのあと他の部署で空きがなければそのまま職を失います。

彼とは違う部署でしたし、同僚は適当な方が多く、几帳面な私はいつも注意をせざる終えない状況で気を張っていたのに加え、仕事がなくなれば貯金もすぐ減るだろうし・・・と生活の不安を感じました。

でも、彼とはすぐ結婚、などの予定はなく、できるだけ迷惑もかけたくない。悩みに悩んでいると、思考がどんどん暗い方向になり、気分が沈み続けることが多くなりました。

今の彼氏のことを好きですし、彼のお家のような理想の家庭をいつか持ちたい。その為には自分自身が健康でなければならない。

カウンセリングも、弱音や不安を話せる相手のいなかった私にとってとても力になりましたが、お薬や医学の力も・・・元気になれるならどんな手でも使いたい。

そうして、これから貯金が減っていく不安もありますが、心療内科を受診しました。薬によってかなり暗い方向へ考えることは減りました。副作用で多少眠気はありますが、彼との関係も、何か問題を感じたときも、全くなかった余裕を、少し持てるようになりました。

いつかは薬なしで健康な自分になりたいですが、今は心療内科を受診してよかったと思っています。口コミを見て、少しでも話しやすそうな優しそうな病院を探し、アットホームなイメージの病院で私は安心感がありました。

受診するまですごくハードルが高かったですが、先生の人間は皆ストレスに対応できるキャパシティがあり、それを超えるほど頑張らなければならなかったんだよね、皆が経験する可能性のあることで普通のこと。恥じることじゃないよ。と言ってくれたのがすごくうれしかったです。

私はまだ仕事がどうなるかもわかりませんが、彼氏と良い先生に出会えていることに感謝しています。いつか完治するまで頑張りすぎずに頑張ろうと思います。

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